ビキャリでキャリアアドバイザーをしている本間絵美です。
「美容クリニックって年収が高いって本当?」
「病棟勤務より稼げるって聞くけど実際どうなの?」
美容クリニックへの転職を検討している看護師さんから、このようなご相談をいただくことは少なくありません。
確かに美容クリニックは、病棟勤務と比較して高収入を目指しやすい業界です。しかし、給与の仕組みや働き方には大きな違いがあります。
今回は、美容看護師の年収相場や病棟看護師との違い、年収アップのポイントについて詳しくご紹介していきます。
美容看護師の平均年収はどれくらい?
美容看護師の年収は、勤務先や地域によって差がありますが、一般的には400万円〜600万円程度が目安とされています。
特に東京・大阪・名古屋・福岡などの都市部では求人も多く、年収500万円以上の募集も珍しくありません。
また、大手美容クリニックではインセンティブ制度を導入しているケースも多く、実績次第では年収600万円〜700万円以上を目指せる場合もあります。
美容看護師の年収目安
未経験入職:400万円〜500万円前後
経験3年以上:500万円〜600万円前後
主任・リーダークラス:600万円〜700万円以上
もちろんクリニックによって差はありますが、夜勤なしでこの水準を目指せる点は美容クリニックの大きな魅力と言えるでしょう。
病棟看護師の平均年収はどれくらい?
では、比較対象となる病棟看護師の年収はどれくらいなのでしょうか。
病棟看護師の年収は勤務先や地域によって異なりますが、一般的には450万円〜550万円程度が目安とされています。
総合病院や大学病院などでは、基本給に加えて夜勤手当・残業代・各種手当が支給されるため、年収500万円以上になる方も多くいます。
一方で、夜勤回数によって収入が大きく変わるという特徴があります。
病棟看護師の年収目安
新人〜3年目:400万円〜500万円前後
経験5年以上:500万円〜600万円前後
主任・師長クラス:600万円〜800万円以上
病棟勤務では夜勤を月4〜6回以上行うケースも多く、その分収入が上がる仕組みになっています。
しかし、生活リズムの乱れや体力的な負担から、将来的な働き方に悩む看護師さんも少なくありません。
美容看護師と病棟看護師の年収を比較してみよう
数字だけを見ると、美容看護師と病棟看護師の年収はそこまで大きな差がないように見えるかもしれません。
しかし、収入を得る仕組みには大きな違いがあります。
病棟看護師=基本給+夜勤手当+残業代
美容看護師=基本給+インセンティブ+各種手当
病棟看護師は夜勤を行うことで年収を上げるケースが多い一方、美容看護師は日勤のみで同等の年収を目指せることが特徴です。
また、美容クリニックではインセンティブ制度を導入していることも多く、実績次第では病棟勤務時代より年収アップを実現している方もいます。
反対に、夜勤手当を多く受け取っていた方の場合、転職直後は年収が下がるケースもあります。
そのため、単純な年収比較だけでなく、自分がどんな働き方をしたいのかを考えることが大切です。
美容看護師の年収が高い理由
① 自由診療が中心だから
美容クリニックの多くは自由診療です。
保険診療とは異なり、クリニックごとに価格設定が可能なため、利益率が高い傾向があります。
その結果、スタッフへの給与や福利厚生に還元されやすいという特徴があります。
② インセンティブ制度があるから
美容クリニックでは、売上目標や契約件数に応じてインセンティブが支給されることがあります。
受付カウンセラーだけでなく、看護師も対象となるケースがあります。
そのため、自分の頑張りが収入に反映されやすい環境と言えます。
③ 美容医療の専門知識が必要だから
美容看護師は、レーザー治療・注入治療・美容外科オペ介助など、専門的な知識や技術が求められます。
医療機器の取り扱いや美容医療特有の接遇スキルも必要となるため、その専門性が給与に反映されている側面もあります。
美容看護師のメリット
日勤のみで働ける
病棟勤務では夜勤や早番・遅番など不規則なシフトが一般的です。
美容クリニックでは日勤のみの勤務が多く、生活リズムを整えやすいというメリットがあります。
美容知識が身につく
最新の美容医療に触れる機会が多く、美容知識を深めることができます。
スタッフ割引や施術モニター制度があるクリニックもあり、自分自身の美容にも活かせることがあります。
接遇スキルが向上する
美容クリニックでは患者様対応が非常に重要です。
接客力やコミュニケーション能力が自然と身につき、キャリアの幅も広がります。
美容看護師のデメリット
夜勤手当がない
病棟勤務で夜勤を多く行っていた方は、転職直後に年収が下がるケースもあります。
ただし、その後インセンティブや昇給によって逆転するケースも少なくありません。
営業的な要素がある場合も
クリニックによっては売上目標を意識する場面があります。
そのため、純粋な医療行為だけを希望する方はギャップを感じることもあります。
臨床経験として評価されない場合がある
美容医療は自由診療のため、病院や総合病院へ戻る際に臨床経験として評価されにくいケースがあります。
将来的なキャリアも考えながら転職を検討することが大切です。
年収だけで転職先を決めないことが大切
年収はもちろん重要なポイントですが、それだけで転職先を決めるのはおすすめできません。
実際には、
・教育制度は整っているか
・残業は多くないか
・人間関係は良好か
・離職率は高くないか
・インセンティブ制度は現実的か
といった部分も非常に重要です。
求人票だけでは分からない情報も多いため、転職エージェントなどを活用しながら情報収集を行うことをおすすめします。
まとめ
美容看護師は、病棟看護師と比較して高年収を目指しやすく、夜勤なしで働ける魅力的な職種です。
平均年収だけを見ると大きな差はありませんが、病棟看護師は夜勤によって収入を確保し、美容看護師はインセンティブや固定給によって収入を伸ばすという違いがあります。
そのため、
「収入を維持しながら夜勤をなくしたい」
「美容に関わる仕事がしたい」
「生活リズムを整えたい」
という方にとって、美容クリニックは魅力的な選択肢になるかもしれません。
ビキャリでは、美容クリニックへの転職サポートを行っています。
「今の年収からどれくらい上がる可能性がある?」
「自分に向いている美容クリニックは?」
そんなご相談も大歓迎です。
美容クリニックへの転職をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね☆